お参りありがとうございました。
お心がとても伝わってまいりました。
一度しかお会いしたことがありませんのに、このように思っていただいて恐縮に思っています。
人生とは実際は平坦な道を歩いているものです。
山あり谷ありに見えるのは、すべて己の心が作り出したもののようです。
こちらに来てそちらを見ますと、平坦な道を皆が同じ方向を向いて歩いているようにしか見えません。
けれども、一人一人の心に入りますと、荒れ狂う海の中を泳いでいたり火の山を越えていたり、そのように思っているように見えます。
何事も捉われのない心で見ることが必要なようです。
生にも死にも、肉体にも霊体にも拘らない、虚心坦懐、ただあるのみ。
あなたの人生はあなたのものです。
誰に気兼ねすることなく、人生の楽しさを満喫なさってください。
いずれまたお会いする日まで。