病気は実体のないもの

 七七日(49日)のお参りありがとうございます。

 大きな大きな仏の中で休んでいます。

 しばらくここで眠ります。

 昆虫が眉の中で安らぎながら時を待つような感じです。

 これからどういう方向に行くのか、ここでしばし考えます。

 あらゆる方向にいけるわけではありません。

 こちらの世界はそちらと違っていろいろな方角があるので、全部が見えるわけでもなく、またどの方向へ行っても良いというわけでもありません。

 けれども、私の選択肢はとても多く、そちらの感覚からすれば無限というほどあり、どれを選ぶことも可能です。

 今一度、そちらでの人生を振り返って、これからどの道を歩むか決めることにします。

 今は、クリーム色のローブのようなものを着ています。

 こちらへ来てみると、病気というものはいかに実体のないものだったかが分かります。

 すべては気の詰まりで、ものの見方を変えれば一瞬にして無くなるのが分かります。

 それでも病気が続いていくように見えるのは、変えて変えてもまた同じものの見方を繰り返すからです。

 病は一瞬にして消えます。

 それを皆に説いてください。

 すべて気の詰まりです。

 気の詰まりは、気持ち、気の持ち方から起こります

 このことについては折に触れ、あなたがたに伝えていきます。

 活動に役立ててください。

 どうぞ私の生きかたや、こちらに来てからの生きかたを活用してください。

 公表してかまいません。

 一人の人間の人生はすべての人のためにあります。

 そこから何かを学ぶためです。

 ですから、公表して構わないのです。

 あなたがたも徐々に恐れずに自分のことを語っていくようにするとよろしいです。

 実際、それが一番人の心を打つのです。

 実体験だからです。

 

 あなたは私がなぜ晩年いろいろと出歩いていたか知りたく思っていることでしょう。

 準備をしていたのです。

 こちらへ来るための準備です。

 し残した体験があったのです。

 ですから、それをしていました。

 私に自由をくれてありがとう。

 あなたがくださったお金は、大変役に立ちました。

 誰もがどんなことでも理由があるからやっているのです。

 ですから、それを責めたり愚かだと思ったりしないで、見守ってください。

 あなたがたの行動でさえ、愚かだと思ってみている人もいるでしょう。

 人は皆それぞれです。

 人は無数の面を持った多面体です。

 自分の人生だけではその何分の一しか知ることができません。

 より多くの面を見るために、多種多様のものの考え方や行動があります。

 そして、より多くのものを見れば見るほど、自分がどの面にスポットを当てたいかが分かります。

 たくさん人を見て、自分の生きかたを決めてください。

 これからは自分とは違った世界の人と交流していくとよろしいです。

 いろんな業種のいろんな人と交流を持ってください。

 人としての幅が広がり、真理がより見えるようになります。

 

 昨日、先生にインスピレーションがあったように、そちらの世は外の急激な変化は起こりません。

 ただ、内的変化はスピードをもって起こります。

 そして知らないうちに進化した状態になっています。

 というか、進化した状態を見ている人とそうではない人に分かれます。

 どちらも自分です。

 どちらの自分になるかはあなたがたが決めます。

 許容範囲が多いほど霊的に進化した世界の住人となることができます。

 なんでもありということです。

 なんでもありと思えば、先生の痛みも消えます。

 本当に何でもありですから、心配しないで下さい。

 そして、その中で自分のありようはしっかりと貫くことです。

 その姿に人々が感化されていきます。

 

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